婚活で理想が高い男性の中には、「もっといい人がいるかもしれない」「条件を妥協したくない」と考え、なかなか交際に進めない方もいるのではないでしょうか。

婚活で理想が高い男性の中には、真剣に結婚を考えているからこそ、なかなか相手を選べない人もいます。

しかし、あなたの婚活が進まない理由は、出会いの少なさではなく、相手を選ぶ基準にあるのかもしれません。

「もっといい人がいるかもしれない」という考えが、目の前の素敵な出会いを遠ざけている可能性があります。

こんにちは。男性専門結婚相談所メンズアップ代表カウンセラーの山﨑友揮です。

私は理容師として12年間、延べ2万人以上の男性と接してきました。現在は、その経験を活かして婚活男性の見た目改善や会話力改善をサポートしています。

今回は、心理学の研究をもとに、婚活で相手を選びすぎてしまう心理と、その改善方法を解説します。

この記事を読めば、自分にとって本当に大切な結婚相手の条件を整理するヒントが見つかるはずです。

婚活で理想が高い男性が陥る3つの心理

婚活では、女性を比較する機会がたくさんあります。

  • 年齢
  • 容姿
  • 年収や職業
  • 学歴
  • 趣味や価値観

プロフィールを開けば、さまざまな条件が数字や文章で確認できます。

例えば、ある女性とお見合いをして、会話も自然に続いたとします。

性格も穏やかで、一緒にいて嫌な感じもしなかった。

ところが帰宅後、別の女性のプロフィールを見ると、もっと容姿が好みの女性が見つかりました。

すると、先ほどまで好印象だった女性に対して、こんな気持ちが生まれます。

「やっぱり、もう少し探してみようかな」

これが、婚活で起こり得る比較による迷いです。

条件を満たしても満足できない理由

最初は「優しくて、価値観が合う女性がいい」と思っていたはずなのに、実際に出会うと新しい希望が出てくる。

もっと若い女性。もっと容姿が好みの女性。もっと趣味が合う女性。

条件が増えるほど、すべてを満たす相手を見つけることは難しくなります。

「いい人がいない」のではなく、「いい人だと思える基準が上がり続けている」のかもしれません。

もちろん、希望条件を持つこと自体は悪くありません。

大切なのは、その条件が自分の幸せな結婚生活と本当に関係しているのかを考えることです。

【心理学研究①】選択肢が多いほど決められなくなる?

心理学者のIyengarとLepperが2000年に発表した研究では、選択肢の多さが人の意思決定に与える影響が調べられました。

有名なジャムの選択実験

研究では、店舗に並べるジャムの種類を変えて、消費者の反応を比較しました。

  • 24種類のジャムを並べた条件
  • 6種類のジャムを並べた条件

種類が多いほうが注目を集めやすい一方、実際の購入につながりやすかったのは6種類の条件でした。

この研究では、選択肢が多いことが必ずしも行動や満足につながらない可能性が示されています。

婚活で理想が高い男性にも起こり得ること

例えば、毎日何十人もの女性のプロフィールを見ている男性。

「この人もいいな」

「でも、こちらの女性も気になる」

「明日になれば、もっといい人が見つかるかもしれない」

こうして比較を続けるうちに、誰に申し込むべきか分からなくなることがあります。

出会いの選択肢を増やすことと、納得して相手を選べることは別の問題です。

ただし、このジャムの研究は婚活の成婚率を調べたものではありません。また、選択肢が多ければ必ず決断できなくなるという意味でもありません。

婚活での判断を見直す、一つのヒントとして考えてみてください。

【心理学研究②】100点の相手を探す人ほど後悔しやすい?

2002年、心理学者Schwartzらは、人の選択スタイルについて研究を発表しました。

そこで注目されたのが「最大化傾向」です。

MaximizerとSatisficerの違い

人の選択スタイルには、次のような傾向があります。

① Maximizer(最高の選択を追求する人)

できる限り最高の選択肢を見つけようとする人です。

「ほかにもっといい人がいるのでは?」

「この人が本当にベストなのか?」

と考え、比較を続けやすい傾向があります。

② Satisficer(重要な基準を満たせば選べる人)

自分にとって重要な条件を満たしていれば、その選択を受け入れられる人です。

「自分が大切にしている条件は満たしている」

「この人となら納得できる関係を築けそうだ」

と判断できます。

研究では、最大化傾向の強さが後悔や社会的比較、幸福感の低さなどと関連することが報告されています。

ただし、最高を求める性格が必ず不幸を引き起こすと証明されたわけではありません。

婚活で100点を求め続けるとどうなる?

例えば、容姿が好みで、年齢も希望どおり、会話も楽しい女性に出会ったとします。

それでも、

「もう少し料理が得意だったら」

「もっと趣味が合えば」

「もっと自分を好きになってくれる人がいるかも」

と考え続ける。

これでは、どれだけ魅力的な女性に出会っても、満足するタイミングが訪れません。

100点の女性を探し続けることで、目の前にいる魅力的な女性の価値を見失うかもしれません。

ここで目指したいのは、何でも妥協することではありません。

自分にとって本当に大切な条件を明確にすることです。

【心理学研究③】プロフィールだけでは本当の相性は分からない

2012年、Finkelらはオンラインでの恋愛相手探しについて、心理学の研究を幅広く検討した論文を発表しました。

この論文では、オンラインで多くの相手に出会える利点を認める一方、プロフィール情報だけで将来の恋愛関係の質を正確に判断することの難しさが論じられています。

プロフィールで分かることには限界がある

婚活では、女性のプロフィールを見て、次のように判断することがあります。

  • 年齢が希望より少し上だからやめよう
  • 写真がそこまでタイプではない
  • 趣味があまり合わなさそう

もちろん、希望条件を確認することは必要です。

しかし、実際に会わなければ分からない魅力もあります。

例えば、こんな女性はどうでしょうか。

  • 自分の話を最後まで聞いてくれる
  • 意見を否定せずに受け止めてくれる
  • 沈黙があっても居心地が悪くない
  • 意見が違っても落ち着いて話し合える
  • 一緒にいると自然体でいられる

こうした要素は、プロフィールの数字だけでは判断しにくいものです。

条件が合うことと、結婚生活で相性がいいことは、必ずしも同じではありません。

なお、この研究は主にオンラインデーティングを扱ったものであり、IBJの結婚相談所で同じ結果が実証されたという意味ではありません。

なぜ「まだ出会っていない女性」のほうが魅力的に感じるのか?

ここが今回、特に考えていただきたいポイントです。

目の前にいる女性には、実際に会ったからこそ分かる部分があります。

少し話が合わないところ。自分と違う価値観。好みとは違う話し方。

一方、まだ出会っていない女性についてはどうでしょうか?

「きっともっと話が合うはず」

「もっと容姿が好みの人がいるはず」

「次の人なら欠点が少ないかもしれない」

そんな期待を抱くことがあります。

現実の女性と頭の中の理想像を比較していませんか?

まだ出会っていない女性の欠点は、当然ながら見えていません。

そのため、現実の相手と、自分が想像した理想の女性を比較してしまう可能性があります。

これは、選ばなかった可能性を考える「反実仮想」などを参考にした心理学的な解釈です。

すべての婚活男性に同じ心理が働くと証明されているわけではありません。

それでも、一度考えてみてください。

あなたが比較しているのは、目の前にいる女性と、まだ出会ってすらいない理想の女性ではありませんか?

仮に次の女性と出会えたとしても、その人にも個性や価値観の違いがあります。

結婚相手は、欠点が一つもない人ではありません。

お互いの違いを理解しながら、一緒に関係を築いていける人です。

婚活で理想が高い男性が実践したい3つの改善策

では、相手を選びすぎてしまう男性は、どうすればいいのでしょうか?

ここからは、研究で示された心理的な傾向を参考にした、実践的な方法を3つ紹介します。

改善策① 絶対に譲れない条件を3つに絞る

まず、結婚相手に求める条件をすべて書き出してみてください。

そのうえで、絶対に譲れないものを3つ選んでみましょう。

例えば、

  • お互いを尊重できる
  • 将来のお金や生活について話し合える
  • 一緒にいて安心できる

この3つはあくまで例です。

子どもを持つことへの考え方、居住地、生活習慣など、人によって重要な条件は異なります。

大切なのは、「あったら嬉しい条件」と「結婚生活に必要な条件」を分けることです。

容姿や年齢の希望を無理に捨てる必要はありません。

ただ、それが自分の結婚生活にどれほど重要なのか、考えてみてください。

改善策② スペックではなく、一緒にいるときの感覚も評価する

お見合いが終わったら、年齢や容姿だけで判断せず、次の4つを振り返ってみてください。

  • 自然体で話せたか?
  • 相手の話をもっと聞きたいと思ったか?
  • 意見が違っても尊重できそうか?
  • もう一度会ってみたいと思えるか?

例えば、最初は容姿が100%好みではなかったとしても、話してみたらとても安心できた。

そんな女性なら、もう一度会ってみる価値があるかもしれません。

もちろん、明確な違和感や不安がある場合は、無理に交際を進める必要はありません。

改善策③「もっといい人」ではなく「幸せな関係を築ける人」で考える

相手を選ぶとき、質問を一つ変えてみましょう。

「この人より条件がいい女性はいるだろうか?」

ではなく、

「この人となら、お互いに幸せな関係を築いていけるだろうか?」

と考えるのです。

例えば、仕事で疲れて帰ってきたとき。

意見がぶつかったとき。

どちらかが体調を崩したとき。

そんな日常の中で、協力し合える関係を想像できるでしょうか?

結婚生活は、プロフィールの条件を眺める時間よりも、一緒に過ごす時間のほうが圧倒的に長いものです。

結婚相手を選ぶときは、女性のスペックだけではなく、二人の関係性にも目を向けてほしいと思います。

婚活で必要なのは理想を下げることではなく、選ぶ基準の見直し

「理想を下げないと結婚できない」

そんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。

でも、私は理想を無理に下げることが正解だとは思っていません。

結婚は、これからの人生を一緒に歩んでいく相手を選ぶものです。大切にしたい価値観や、どうしても譲れない条件があるのは当然のことです。

ただし、「本当に自分にとって大切な条件」と「なんとなく理想として掲げている条件」は、分けて考える必要があります。

例えば、年齢や容姿、年収、学歴などの条件ばかりを見ていると、一緒にいて安心できるか、自然体で会話できるか、価値観が合うかといった大切な部分を見落としてしまうかもしれません。

婚活で理想が高い男性に必要なのは、理想をすべて捨てることではありません。

自分が幸せな結婚生活を送るために、本当に必要な条件を整理することです。

まとめ|婚活で理想が高い男性に伝えたいこと

今回紹介した心理学の研究から、選択肢の多さ、最高を求める傾向、プロフィールによる比較には、それぞれ注意したい点があることが分かります。

ただし、これらの研究だけで婚活の成功法則が証明されたわけではありません。

大切なのは、研究結果を参考にしながら、自分自身の婚活を振り返ることです。

  • もっといい人がいるかもしれないと、出会いを終わらせていないか?
  • 相手の良いところより、足りない条件ばかり探していないか?
  • プロフィール上の条件だけで判断していないか?
  • 自分が結婚生活で本当に大切にしたいことは何か?

もし心当たりがあるなら、一度立ち止まって、自分の相手選びの基準を整理してみてください。

婚活で大切なのは、条件が最高の人を探し続けることではなく、自分にとって幸せな結婚生活を築ける相手を見つけることです。

婚活で理想が高い男性こそ、一度プロに相談してみませんか?

こんにちは。男性専門結婚相談所メンズアップ代表カウンセラーの山﨑友揮です。

私は理容師として12年間、延べ2万人以上の男性と接してきました。また、100人以上へのコーチングセッション経験があります。

メンズアップでは、髪型や服装などの見た目改善だけでなく、女性との会話力トレーニングや、お見合い・デートの振り返りもサポートしています。

「自分の理想は高すぎるのかな?」

「どんな女性を選べばいいのか分からない」

「もっといい人がいると思って、なかなか交際に進めない」

そんな悩みを抱えている男性は、一人で考え続けるのではなく、一度第三者と一緒に整理してみるのもおすすめです。

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